ペングストーリー② - 2012.06.28 Thu
ペングアートのはじまりやこれまでについてご紹介しています。1回目はこちら
第2回目はお家探しについてです。
ペングアートはこれまでにアトリエとなるお家を3度引っ越ししていますが、1度目が一番苦労しました。
お家が見つからなかった間は、考えが甘すぎたたから…これが現実…などとても落ち込んでいたのを覚えています。
それでも家を探していること、どんなことに使いたくて、どういう場所を希望しているかを書いたチラシを作り、知り合いや不動産屋を回っていました。
拠点となる家を探し始めて5か月たった頃、
「もう見つかったかもしれないけど…」と、連絡をくれた方がいました。
その方は小さな事務所をもつ不動産屋さん。地域生活を送る障がいのある人の住居などを足を使って探している人でした。
とても嬉しかった。
その建物はすばらしい!!とはいえない条件でしたが…ペングのはじまりとしては最高でした。
小さな2階建てのお家で、2階を事務所と休憩室として、1階をアトリエとして使用していました。
狭くて古いけど、逆に気にせずに思いっきりアートをできるじゃない!!と考えるようにして(笑)
毎日過ごしていました。9年前の出来事です☆
ペン具代表 卜部(うらべ)
第2回目はお家探しについてです。
ペングアートはこれまでにアトリエとなるお家を3度引っ越ししていますが、1度目が一番苦労しました。
お家が見つからなかった間は、考えが甘すぎたたから…これが現実…などとても落ち込んでいたのを覚えています。
それでも家を探していること、どんなことに使いたくて、どういう場所を希望しているかを書いたチラシを作り、知り合いや不動産屋を回っていました。
拠点となる家を探し始めて5か月たった頃、
「もう見つかったかもしれないけど…」と、連絡をくれた方がいました。
その方は小さな事務所をもつ不動産屋さん。地域生活を送る障がいのある人の住居などを足を使って探している人でした。
とても嬉しかった。
その建物はすばらしい!!とはいえない条件でしたが…ペングのはじまりとしては最高でした。
小さな2階建てのお家で、2階を事務所と休憩室として、1階をアトリエとして使用していました。
狭くて古いけど、逆に気にせずに思いっきりアートをできるじゃない!!と考えるようにして(笑)
毎日過ごしていました。9年前の出来事です☆
ペン具代表 卜部(うらべ)
ペングストーリー① - 2012.06.19 Tue
この写真は2003年(平成15年)9月に、ペングアートを始めた記念に札幌芸術の森の木工房で第1回目のワークショップを開催した時のものです。
ペングアートは任意団体として9年前に始まりました。
このブログ上で何回かに渡って、ペングアートの始まりや9年間の活動について紹介させて頂けたらと思います。
1回目はまず「始まり」について・・・
ペングという名前は「ペン」と「絵の具」を合わせた言葉です。
ペンと絵の具で自分という大きなキャンパスを描いてほしいという願いを込めてつけました。
私は、ペングアートの活動をはじめる前は障がい児者の大きな入所施設で働いていました。
余暇時間を活用して一緒に絵を描いていたとき、ある女の子はとても楽しそうに自分の家(実家)を描いてくれました。
入所施設でしたので、生活の大半は施設ですが、彼女は「家」といって長期休みに数日帰省する実家を描いたのです。
彼女は言語でコミュニケーションをとることが難しい方でしたが、その絵には自分の思いをはっきりと表現していたと思います。
アートのパワーを感じた瞬間でした。
さらにじっくり向き合いたかったのですが・・・なかなか思うように時間がとれずに葛藤・・・・
そこで思い切って退職!!アートセラピーを学べる心理学系大学に編入、さらに美術系大学の科目履修生としてデッサン、油彩などを学びました。
卒業後、障がい者の生活支援を行うNPO法人のお手伝いをさせて頂いたこともあり、
地域に根ざしたアートを楽しめる場所をつくりたい。
生活を豊かに楽しむためにアートを活かしたいと考えるようになったのがペングのはじまりです。
ペングストーリー②に続く… ペン具代表卜部(うらべ)